読んだ本(漫画、BL本含む)の感想や日常などをつらつら書いてます。
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東野圭吾『流星の絆』
2008年08月28日 (木) | 編集 |
あれは就活していた時だから、3月とか4月ごろだったかな。
品川にあるテストセンターに行った時だ。
変に時間が空いてしまって駅の本屋の中を暇つぶしがてらフラフラしていた。そして新刊コーナーに大量に平積みされていたこの本を見つけた。

最初はさして気にも留めず、「お、東野さんの新刊かー。さすが、すごい量…(苦笑)」くらいにしか思わなかったな。それで軽くスルーしようとした。
でも、ふと帯の文面が目に飛び込んできた。


惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。
14年後――
彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。

「兄貴、あいつ(妹)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」



帯なんて、購買意欲を促進させる以外の何物でもなくて
もちろん「そういう風に」作られているものだ。そんなことはわかっている。
けれど、この頃の私は本当に忙しくて本をろくに読めていなかったからか
この帯の文面から目が離せなくなってしまっていた。
当時の私にとって、どうしようもないほどの異常な吸引力を持っていた。「読みたい、読みたい」という感情が衝動的に湧き上がってくる帯と装丁だったことを覚えている。
それでも私は自分の懐具合が寂しく、かつ読む時間がないので買うのを断念した。そして必ず読もうと決意しつつも、いつのまにかそのことすら忘却の彼方へ。

でもね、数ヶ月が経ち、この小説がドラマ化するということを知った時
なぜだろう。居ても立ってもいられなくなった。
絶対にドラマを見る前に、というかキャストを知る前に読まなくちゃと思った。

私は原作至上主義の自覚がある。
自分が好きな小説や漫画が映像化されることにものすごく抵抗感を感じる人間だ。
特に小説などは、自分の中のイメージを大切に大切に保って、それを絶対に壊されたくないと思う人間だ。
だからせめてこの物語はキャストを知る前に読んでおきたかった。
キャストの顔を思い浮かべながら読みたくなかったからだ。


流星の絆流星の絆
(2008/03/05)
東野 圭吾

商品詳細を見る

そして読みました。キャストは未だに一切知りません。
この本を見つけたあの時の自分に弁解しなくてすみました。
まず最初に謝ります。スミマセン…;;
折りたたみましたが、これは詳細な感想ではないです。
感想を期待している方は回れ右です。












昨日読んだ。もう読み始めたら止まらなかった。
寝食も忘れそうになるほどだった。実際、午前四時まで一気読みした。
「止まらない」もとい「止められない」、この感覚は久しぶり。一般小説を読むのも久しいが(汗)、このただひたすら本だけにのめり込むような感覚も長らく忘れていたような気がする。

本の内容については書かない。
帯の文面で、なんとなーくぼんやり想像してください。(どんな丸投げだよ;)
というかね、あらすじとか書いたらそのままネタバレしそうなので書かないだけ。

面白いとか、面白くないとかもあえて書かなくていいかな?
真夜中に一気読みしてしまったことがもう答えになってるよね(笑)

世間でこの作品がどう評価されているかなど知らない。
東野圭吾さんの著作はこれ以外に一冊しか読んだことがないから、他の著作と比べることもできない。
それでも本作を読んで、東野さんが最上のエンターテインメントを作り上げようとし、その目的を見事に遂げたことだけはわかった。
そして東野さんが手を抜かない作家だとということもわかった。

最後の最後までどきどきした。
本当に、最後のページまできっちり見事に真髄を見せつけられた気がした。
読了後、しばらく呆けたよ。興奮と(読み終わってしまったことに対する)一抹の寂しさが入り混じった名前のつけられない感情に全身が支配されて、まじでボーっとしてしまっていた。


これからお読みになる方のために(?)
今はこの作品のことを良いとも悪いとも言わないでおく。
ご自身で読んで、己の感性でお確かめください。
あ、ただ、好きか好きでないかだけは明言しておこう。
「私はとても好きだ」

久しぶりに本の世界に没頭させてくれたことだけでも感謝。
エンターテインメント小説はかく在るべし、という一冊だった。


最後に、功一と泰輔の幸せを(も)心の底から祈る。



追伸:
『流星の絆』、ドラマは見るかわかりません。
今はこの読了後の余韻だけに浸らせておくれってところ。

久しぶりに一般小説の波が来そう。ミステリーとか読みたくなってきた。
そうそう、東野さんの他の作品も読まなきゃね。
次は『容疑者X~』にしようかな~^^
…そういえば『白夜行』が積読してあるんだった(汗)
コメント
この記事へのコメント
私も原作主義です
こんばんは、こちらではおひさしぶりです。

東野さんは私の家族全員で読んでいるのですが、
ほぼ全ての作品の感想が、全員「面白い!」です。
常にこれだけ密度の高い作品を書かれていて、
そして著作も多い…すごい作家さんですよね。

まだ『流星の絆』は未読なのですが、
映画化の前に読んでおきたいと思い、
『容疑者Xの献身』は最近読みました。
こちらも非常に面白かったのでぜひ!
湯川と犯人だけが通じ合っているのも美味しいです。

それではお邪魔しました~。
2008/08/29(Fri) 22:05 | URL  | aya-me #xlO/wHwY[ 編集]
aya-meさんへ♪
いらっしゃいませ!こんにちは☆

やっぱり絶対、原作主義ですよね~^^
「やたらと映像化してくれるな」と私は日々憤っています(爆)

それにしても、さすが東野さん。
あれだけ著作があるのにほぼ全ての作品が面白いなんて…(驚)
凄すぎますね…!
(確かに高校生のときに読んだ『片想い』も面白かったです♪)
あと、ご家族で東野さんの著作の感想を言い合えるなんて
とっても素敵ですね☆ そのあたりも単純に羨ましいです~><
(私は今、母に無理やり『流星の絆』を読ませています^^;)

なんかaya-meさんのコメントを読んで
俄然、東野さんの著作が読みたくなってきました!^^
『容疑者Xの献身』は映画が公開する前に絶対読みます!
ああー、気になるじゃないですか(笑)

コメント本当にありがとうございます♪
2008/08/30(Sat) 13:25 | URL  | 白桔梗 #hrzdXNtM[ 編集]
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