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御徒町鳩『象の背中 秘密』(原作:秋元康)

2009.03.16 (Mon)
何ヶ月前だったか。
二次BLを少し嗜むゼミ友と遊んだ。
私は商業BLを少しだけ嗜んでるフリをした(笑)

オタク話で盛り上がったその時に
御徒町鳩さんの『象の背中』を「すごくいいよ~!」と薦められ
私は松本ミーコハウスさんの『恋のまんなか』を「面白かったよ」と薦め。

のちに、その友達から本作品を借りた。
(日付け変わって)今日返すために、今さっき読んだ。

うん。今日、ブクオフあたりで自分も買おうと思う(爆)


    *  *  *


私が感想をぱぱっと書けないのは、
読んでいる途中にメモをとらないからだと気付いた。
そんなことをせずにぐいぐい読みたい衝動があるようだ。
でも、この本を読みながらメモをとってみようと思った。

読み終わってから自分の書いたメモを見てみた。
たった二言書いてあった。



「 なんかもーーーーー。どうしよう。 」


バカか自分。バカか自分。
こっちが「どうしよう」だよ。

まー、ようは読んでる途中で思ったことを言葉で表現できなくて
ただただ感情の渦に巻き込まれて、困って、
たったこの二言しか浮かんでこなかったということですよ。
でも今考えても「読んでくれ」としか言いようがないですな。

未読の方は読んでみてくだされ。
一読以上の価値はある、…と思う。


象の背中秘密 (WINGS COMICS)象の背中秘密 (WINGS COMICS)
(2007/10)
御徒町 鳩秋元 康

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以下、あらすじと感想(少々ネタバレ含む、かな?)です。

【More・・・】

【あらすじ】

財務省の官僚・矢口貴明はガンで余命一年を宣告されるが、そのことは学生時代からの恋人・高村明日香には、秘密だ———。
彼女に別れを告げて、誰にも知らせることなくホスピスで最期を迎えること。
それが彼の人生最後で最大の、秘密……。
だけど時々、心配になるのは、僕が思っていたよりも、君が僕を愛していること———。
大型新人・御徒町鳩が、秋元康の原作小説「象の背中」にインスパイアされて紡いだ、せつないせつないオリジナル・ラブストーリー。


【感想】

どうでもいいことだけど、上のあらすじの最後の一文。
「せつないせつない」という繰り返しに半笑い。
繰り返さなくても、あらすじ読んで「せつない」のは充分わかるよ。


さてさて。
秋元康さんの原作小説は読んだことがありません。
内容もぼんや~りとわかっているような、いないような。
けれどこの漫画、原作のスピンオフなんで
原作のことを考えずに充分に読めるものとなっております。

非BL漫画ですが、いや~どっぷりですよ。
どっぷりこの作品にのめり込んでしまいましたよ。
ミーコハウスさんは『恋のまんなか』を読んで大好きになったけど
『象の背中』を読んで、鳩さんにも惚れました(笑)

コマの一っこ一っこがすごくすきです。
ストーリーの根っこの部分が、淡々と心に染み入ってくる気がします。
なんだろう…その世界観のようなものが近づいてくる感じがすき。
ただ自分が夢中になって読んでいるだけなんですけどね。


「先輩 酔うと説教するタチでしたっけ?」
「違う 君には言いたいことが山程あったんだ」
「愛してるとか そういうこと以外で?」
「以外で」
「…………」


「そんなのちっとも重要じゃないよ」


大学の先輩(♂)と後輩(♀)の恋愛。
エリート官僚リーマンと世界中を旅する女。
男のほうは癌の告知を受けていて余命一年。
女のほうはその事実を知らない。

せつないのも結末も、わかっていてなお
この二人の恋愛を「素敵素敵すきだー」と読んでいる自分がいて。
やっぱり最後にやりきれなさを抱えて涙ぐんでいる自分もいて。
それでもこの作品を読んでよかったと思いました。



    *  *  *


ドラマや映画や小説や漫画で、
ある場面を見かけるたびに疑問に思っていたことがあった。

自身の余命が残りわずかであることを知った人が
その事実を大切な人(恋人とか)に告げずに
別の理由を持ち出して、その大切な人と別れようとする行動。

その行動の理由はそれぞれちゃんとあるだろうけれど
根本的なところで「どうしてだろう…?」といつも思っていた。
とりあえず自分の余命がわからない私には
その行動は理解できていない。できていなかった。

でも…
この作品を読んで、その行動の理由
なんとなくちょっとわかった気がした。
【EDIT】  03:20 |  ★漫画  | TB(0) | CM2  | Top↑
コメント
死を美化しすぎない、現実を逃げない。描いてあることは痛いんだけど、ついあやふやにして逃げがちになる表現を、とても冷静に描き出しているところが凄い作者さんだなぁと思います
ストレートに胸に届くというか。
頭で考える前に心で反応している…みたいな
okapi |  2009.03.17(火) 22:59 | URL |  【編集】
■okapiさんへ♪
こんばんは!
レスが遅れてしまい大変申し訳ありません><;

この作品は以前okapiさんとこのレビューを読んで
すごく気になっていたのですよ~。

そう、確かにストレートに届きますよね。
この展開の作品にありがちな死を美化しすぎた表現がなかったり
描き手のとても冷静な視線が感じられる部分が
印象的であり、良かったです。

鳩さん、今後注目していきたいです。
白桔梗 |  2009.03.24(火) 21:59 | URL |  【編集】
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