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『セブンデイズ―FRIDAY→SUNDAY』原作:橘紅緒/作画:宝井理人

2009.06.07 (Sun)
これはもう、宝物決定だな。

なにせこの長すぎる一週間の物語を
指をくわえてずーっと待ってたんだから。

そう、発売日に(念のため)本屋にペーパーごと取り置いてもらい
その日に買って、大切に手に握り締めて帰ってきたのは私です。
勿論カバーはついてたけど行動キモイかも。

でも、キモくていいんです。読める幸せに勝るものなぁし!!


このブログは以前も今も、「セブンデイズ」という単語を検索して来て下さる方が結構いるようです。
前作(MONDAY→THURSDAY)の感想はこちらにありますが、今読み返すとクソ感想すぎて恥ずかしい。
飛んできてくださっていた方々、すみません…;;


セブンデイズFRIDAY→SUNDAY  (ミリオンコミックス  CRAFT SERIES 28)セブンデイズFRIDAY→SUNDAY (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 28)
(2009/06/01)
橘 紅緒

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でもこの感想もただの雑感で、全く参考にはなりませんよ、と。
意味もなく無駄に超長いですが、それでもよろしければドゾー。

【More・・・】

【あらすじ】

高校三年の篠 弓弦は、月曜日の一番最初に告白してきた相手と必ずつきあい、週末に必ず別れると噂の後輩、芹生冬至と一週間限定の恋人としてつきあっている。
月曜日 つきあうことになって、火曜日 意識して、水曜日 近づいて、木曜日 恋を自覚して──!
残されたのは三日間!!
一緒にいることが当たり前になったふたりだけど…


【感想もどき】

現実世界では前作から二年の月日が経っていたんですね。
…うん、本当に長かった一週間…(笑)

一枚一枚ページをめくっている時のなんと幸せなことか。
贅沢なひとときであると同時に、すごく感慨深くて読み終わりたくないの。
でも続きは気になってページをめくらずにはいられない、という。
実はもう買ってから10回くらいは読み返してる。


なんつーか、この空気感がいいんだよなぁと、読んでいて何度も思った。

まぁ、だいぶ噛み合ってないのよこの二人。
ベクトルは互いに向き合っているのに、なんだろうこの噛み合わなさ。
会話とかもろもろが微妙にずれている。
互いの想いに気付いていないから、心が近づいて…でもすれ違って…を繰り返している。
けれどそういう描写の数々がとても瑞々しくて、これぞ橘節だなぁと思う。

そう、時々どうしてもすごーく忘れそうになるけれど、
「セブンデイズ」って原作は橘さんなんだよね。
絵の印象が大きいから「セブンデイズ=宝井理人」っていうほうが先に思い浮かんでしまう。
でも、(前作の感想でも似たようなこと書いてるけど)
ところどころ「ああーーここ橘さんだなー!」という箇所があって
そういう場面を見るたびに宝井さんは橘色を損なうことなく
ほんとよく表現しているもんだ
と何度も感心してしまう。


この『セブンデイズ』という物語は、前作「MONDAY→THURSDAY」と今作「FRIDAY→SUNDAY」を通して読むと、全体でとても秀逸な作品であることがよりわかる気がする。
前作の序盤から今作の終盤に至るまで、篠弓弦(しのゆづる)と芹生冬至(せりょうとうじ)の心情の機微が、細部にまで心を配られて描かれている。
橘さんの空気を読ませる文章と、宝井さんの透明度溢れる繊細な絵柄のコラボレーションが、それをさらっと読ませてしまうけど。
とてつもなく長いスパンで描かれたにも関わらず、作品の瑞々しさや清涼さが一切失われていないこともすごい。
そういう諸々を全て含めて、すごく秀逸なんだよな。


今作で、弓弦は驚くほど鈍感だということがわかり、それに振り回される芹生がちょいと気の毒でしたが…、ま!いいよね。何でも持っているんだからさ!(←そこ!?)
あと芹生はね、やっぱりとても真面目だね。
付き合う子にも真面目で、でも自分の感情にも真面目だから、好きになれなかったらそこで断る。(それを繰り返して、最初は自然発生的にできたものだったのかもね「一週間恋人制度(?)」って…)
ちょっとした描写にもその真面目さが表れていた芹生が、自分はどうやら想像以上に好きだったようだ(笑)
いいなーこんな人に想われて。弓弦は幸せもんだよ。
でも最後の描き下ろしとか読むと、やっぱり二人の関係性(というかカップルぶり)が最高だと思うのだな。

個人的には紫乃がもうちょっと出張ってくるかと思いましたが、彼女案外キャラとしての役割も軽めで済んだww
そもそもが一週間という短い間のお話で、かつ芹生の心が前作の最後でほぼ定まっていたからか、紫乃の存在はほとんど障害となることなく…うん、めでたし。良きことかな。


「萌える」というよりも「ときめく」という感情がまさにぴったりな作品だった。
キス止まりってことくらいは充分想像の範疇だった。
それでもそのキスにさえ、私はやばいくらいにときめいて、
心がきゅーーーーんとしたさ!
描き下ろしもとても良かった。素敵だった。


ところで宝井さんは少し絵が変わったね。
(こんだけ長けりゃ絵柄も変わるわな^^;)
弓弦も芹生も少し可愛くなった?(笑)
いや、大好きなのは変わりませんとも!

続きが読みたいと思っても、もう出ないんだよなぁ。
いや、納得の結末なんだけどさ、待たされた分だけ
終わってしまったのがすごーく寂しくて…。
待たなくていい寂しさというか…、そんな感情が芽生えたね。
ほんとに贅沢なものだ、まったく(苦笑)


最後の場面を読んで、橘さんと宝井さんには
「お疲れ様でした」という言葉がふさわしいと思いました。
互いの特徴が充分に生かされた素敵な恋の物語を
本当にありがとうございましたー!!
うん、やっぱり宝物です(^-^)
【EDIT】  04:34 |  ★BL漫画  | TB(0) | CM2  | Top↑
コメント
■こんばんは*
私も読みました~!

弓弦と芹生、ほぼ同じペースで育っていくお互いへの片想い。
ラストはこうなるとわかっていても、やっぱり読んだ後「通じ合ってよかった~^^」って思いました。

途中、いまひとつ心情がつかみづらいシーンとかあったのですけど、そこがなんか、考える余地がある感じで良いなあと思いました。

部屋で、弓弦が芹生に「電話に出ろよ!」って怒るシーンとか。。。
芹生と一緒に、「何で怒ったの??」となってみたり、「携帯の相手に自分を重ねたのかなあ」と弓弦の気持ちを読んでみたり。。。

こういう、余白がある作品って好きです^^
(↑の原作含め、橘さん作品を読んだことがないのですけど、橘さんの作風なのでしょうか??)

白桔梗さんの感想を読んだ後、もう一度2冊をおさらいして、心情の機微とかなるほどーと思いました。
空気がいいっていうのも、すごーく賛成です!
横浜っていう設定も、良いですよね♪
そして・・・芹生は真性ですよね。笑
リィル |  2009.06.11(木) 23:44 | URL |  【編集】
■リィルさんへ♪
こんばんは~。
あ、『セブンデイズ』読まれましたか^^

想像できるラストも、読めただけで感無量ですよね。
両思いなのになかなか通じ合わなかった二人なので、
「ああ、やっと…」という感じでしたもんねーあのラストは。

確かに橘さんの作品は余白みたいなものがあるような気がします。
私はそれを「空気で読ませる」というように表現してみましたが^^;
橘さんのそういう部分が嫌いな方もいらっしゃるかもしれませんが
私は結構好きで、橘さんの作品はよく読みます。

電話のシーンも「橘さんっぽいな!」と思いながら読んで
付箋までつけていた箇所なんですよ(笑)
あのシーンの解釈はまさに読者に委ねられているところだと思いますが
私は結構好きなんですよね~^^

私の感想はダメダメすぎるのであまり気になさらないでくださいね。
自分で読み返して軽く絶望しましたww
描き下ろしの感想をもっと書けばよかったという後悔もあります。

あ、芹生が真性というのは激しく同意します!(笑)
白桔梗 |  2009.06.14(日) 20:09 | URL |  【編集】
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