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雪代鞠絵『honey』

2007.08.24 (Fri)
子ども!子どもっ!!


……おぉっと、取り乱した(;´∀`)
気を付けよう、うむ。

というわけで、今日は雪代鞠絵さんの『honey』の感想を書こうと思う。
まだ未熟者の私は本作と『ビューティフル・サンデー』の2冊しか雪代さんの著作を読んだことがないのだが、両方とも受けが未成年の少年。
その容姿や口調や態度から、まだ子どもといってもいいかもしれない。

ショタものは大丈夫&好きな人と苦手&絶対無理な人がいるね。
私は基本的に大丈夫で、結構楽しめるクチだ。
でも小学生以下になっちゃうとモラル的にどうなの?とは思う。

というか私はショタの定義がよく分かっておらんな。一体何歳以下がショタなんだろう。
以前、♂×♂好きさんに100の質問をやったときに私は12歳(小学生)以下がショタだと答えたが、よく考えたら中学生だって充分ショタっていえるんじゃないか?

まぁ本作品の受けは16歳の高校生なのでショタとは言わないかもしれない。ただ容姿と言動が幼いのでショタっぽくはあるけど…(特に記憶を無くしてる間とか…。そうコレ記憶喪失もの)


honey (ショコラノベルス)honey (ショコラノベルス)
(2006/09/09)
雪代 鞠絵

商品詳細を見る

門地さんの見るからに甘いこの表紙の絵から私が勝手に想像した話とは違った。最初に表紙だけ見て、
「天真爛漫でやや天然な少年受けがメガネの大人攻めにベッタベッタに甘やかされながらエロたっぷりの生活を送る話かなぁ~?(´・ω・`)」
なんてアホなことを思っていたからね、私。
本当にただ妄想癖が発動しただけだった。(でもこの表紙を見たらそう思ってもしょうがないと思うの…)

全体的に甘いテイストではあるけど切ない部分もあって、逆に萌え全開になったのさ。
あらすじと感想は以下♪

【More・・・】

【あらすじ】

両親を失い天涯孤独の身となった十四歳の雪村史緒は、エリート外科医で二十七歳の久保貴志に引き取られる。
同居生活三年目のある夏の日、貴志との些細な諍いが原因で、史緒は階段から転倒――目を覚ますと、貴志に関する記憶を一切失い、別人格になっていた。負けん気が強く生意気だった史緒とは違い、無邪気で素直になったシオは、貴志に幼い恋心を抱く。
ひたむきにセックスを求めるシオを相手にしない貴志だったが、シオを通して史緒の本質に気づき、惹かれ始める…。
切なくもすれ違う二人のピュア・ロマンス。(裏表紙参照)


【感想】

エリート外科医・久保貴志(29歳)×高校生・雪村史緒(16歳)

うーん、一言でこの作品の全体の雰囲気を表現するならば…「切ないと甘いのバランスが良い」かな。でも読んでいて両者の心情が分かるから、限りなく甘い予感はすると思う。
んで、「記憶喪失もの」。(もっと言うと)プラス「記憶を取り戻したその後もの」ね。

※以下、多分にネタバレを含みます。

本書には「honey」と「雨が優しく終わる場所」の二編が収録されている。

「honey」の冒頭部分で史緒は記憶喪失になって、まったく異なる人格のシオになる。
もともと史緒は、貴志の家に置いてもらうかわりに全ての家事を自発的にこなしていたほどしっかりした子。
なかなか素直になれなくて普段はツンツンした態度をとっているけど、密かに貴志に想いを寄せていた。
対してシオは無邪気で幼くて素直だ。史緒だったときの貴志への恋心が潜在的に残っていて、シオは(も?)すぐに貴志を好きになる。
ってコレあらすじなぞっただけだな…(滝汗)
ま、アレだ。言ってみれば、シオは頑なさを取っ払った史緒の本能の姿であり、その史緒&シオの人格の差異がこの物語のスパイスになっているということだ。

で、ネタバレ全開でざっくり説明するとこんな感じ↓

●「honey」: 史緒が記憶を無くすまでの経緯《史緒一人称》→記憶喪失中の史緒、つまりシオのターン《貴志視点・三人称》→史緒の記憶が戻った後《史緒一人称》
●「雨が優しく終わる場所」: 記憶を取り戻した史緒(シオの時の記憶はない)のその後《史緒一人称》

読者が史緒とシオの心情を丹念に追って読んでいけば、たとえ結末がハッピーエンドだと分かっていても、その途中途中の展開や史緒&シオの言動や行動や気持ちにギュッギュッと胸が締めつけられる。
それで最後はやっぱり…
「あーよかったな。また一人の(ちょっぴり不幸な)子どもが幸せになれたな」
と思うわけ。満足するの、少なくとも私は満足したの。

読み終わった後に改めて門地さんの表紙を見ると、これ以上合うものはないと思えるからさすがだわ。

それにしても……
ケーキにハチミツって、甘 過 ぎ ね ?
(読んだ方だけがわかります;↑)
甘いのは苦手ではない私も、さすがにケーキにハチミツかける勇気はないわ。でも、一回食べてみたい気はする。


ビューティフル・サンデー
ビューティフル・サンデーもなかなか良い子どもだった。
健気な子が辛くて打ちのめされていると、こっちまで涙が出そうになっていかん。でも大人に甘やかされ大事にされて幸せになってくれるとオネーサン嬉しいのさ。

両作品とも充分楽しめる内容だと思う。“良い子ども”祭りじゃ!(何言ってんだ…)
【EDIT】  03:09 |  ★BL小説  | TB(0) | CM0  | Top↑
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